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小学生の娘の育児と高齢家族のリモート介護を如何に効率的にこなすか、日々実践!

障害者手帳を持つ意味 その3:国際結婚詐欺 編

◉結婚相談所

長男だった父は事あるごとに跡取りが居ない、先祖に申し訳ないと良く言っていました。

実家は長年続く家柄ですが、古い古民家と物置にあるガラクタ(骨董と呼べるレベルなのかも不明)くらいしか残っていません。

父の度々の発言で兄も責任を感じ、結婚相談所に自分で出向いていった様です。

しかし兄は日本人では自分の事を理解してくれないと思った為(この辺は病気が原因の気がしますが。。)、国際結婚を斡旋する相談所に行きました。

そこでは話をした後、本人の意向を無視して中国人女性との結婚が決定、そのまま相談所からコンビニのATMにスタッフが同行し、入会金60万を支払わせられたそうです。その後事態は最悪な事に。。。

 

◉衝撃の告白

その頃私は既に結婚しており、娘も産まれ、共働きで忙しい日々を送っていました。

2013年秋のある日、高齢の両親の様子を見に何気なく実家を訪ねました。

母がお茶をいれながら・・、

母「大変なの。お兄ちゃんが中国人と結婚しちゃったの」

私「結婚?何それ?」

母「お父さんに聞いて頂戴。」

私「お父さん、お母さんがよくわかんない事言うんだけど。お兄さんどうしたの?」

父「○○が詐欺に合って中国人と半年前に入籍したらしい。自分で市役所の無料法律相談に行き、弁護士がついて入籍解消しようと動いているみたいだ。私も昨日弁護士に会ってきたところだ」

私「・・・。えーーーーー!!!何時分かったの?」

父「一昨日だ。○○が来て謝まりながら話した。」

その後しばらく経って国際民事として裁判を起こす事に。

兄の結婚相手は来日した事はなく、中国在住のままでした。来日ビザ取得目的で彼女もエージェントに依頼し、日本人妻になることを希望したのだと思います。

市役所の無料法律相談コーナーに国際結婚詐欺?強制結婚?の話が来るとは弁護士も仰天だったと言ってました。そりゃそうだよね。。。

兄の婚姻届はブローカーが立会人になっていたそうです。

 

その際私がやった事:

・弁護士との連絡業務一式

・父の遺言状作成手配

裁判が長引き、戸籍が抜けない間に父や母が他界したら、会った事も無い中国人に父の財産も渡る可能性があったため、財産を守る目的で何も兄に相続が行かないよう一時的に作成。

遺言書は同じ弁護士に作成や公証役場等への同行等も依頼しました。

・初公判は翌年2014年1月に決定。

 

そして兄が倒れたのはその年末でした。

続く。